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緒言(1ページ) 分子研リポート2015 | 分子科学研究所

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Academic year: 2018

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研究支援等 79 ここに記載しているのは,直接研究活動を行わないが研究を遂行する上でなくてはならない研究支援業務であり, 主に技術課が担当・支援しているものである。特に法人となってからは,全国の分子科学コミュニティの連帯を強め るために研究支援部門を強化してきた。法人化後に新設された部門には,「安全衛生管理室」,「 広報室 」,「史料編纂室」 があり,引き続き活発な活動を行っている。また,平成25年度から自然科学研究機構は「研究大学強化促進事業」 の支援対象機関となり,分子研もこの事業の一環で「研究力強化戦略室」が設置され,広報室と史料編纂室は研究力 強化戦略室に発展的に含まれることになった。さらに今後,技術課はこの戦略室と連携して研究支援業務を進める事 になる。

技術課は,研究支援組織の中核になる大きな集団を構成している。分子科学研究所は,法人化後,技術課に所属す る技術職員を公募で選考採用したり,研究室配属の技術職員を研究施設に配置転換したりすることによって,大型の 研究施設を維持管理する部門や共同利用を直接支援する部門を増強した。平成19年度に組織編成を大きく見直した が,新しい研究センターの設置や研究所の構想により即した体制を整えるため,平成25年7月に7技術班を6技術 班に再編し一部の人員配置換えも行った。(「2-5 構成員」を参照)

安全衛生管理室は,法人化に伴い,研究所の総括的な安全衛生が労働安全衛生法という強制力を持つ法律によって 規制されるようになったため,その法律の意図するところを積極的かつ効率的に推進するために設置された。それま では,設備・節約・安全委員会という意思決定のための委員会が存在していたが,安全衛生の実際の執行は技術課が 一部を担当したものの,専門に執行する組織はなかった。現在,安全衛生管理室には,専任の助教と事務支援員,十 名弱の兼任の職員を配置し,執行組織として多くの施策を実行している。部分的に,平成14年3月に廃止した研究 施設の「化学試料室」の機能も有している。担当職員は安全衛生を維持するのに必要な資格を全て取得し任務にあたっ ている。

広報室は,法人化と共に設置した部門であり,研究活動報告や要覧誌の発行などに留まらず,国民により積極的に 研究所で行っている研究内容を分かりやすく紹介することに重点を置き様々な活動を行ってきた。例えば分子研にお ける研究トピックスの発信やプレスリリース,分子研ウェブサイトの整備,事業内容を紹介する動画の制作や展示室 を見学者に公開するなど,研究所のアウトリーチ活動全般を担っている。これらの活動を研究力強化の立場から見直 すことも含めて,今後は研究力強化戦略室として一体的に活動することになった。

史料編纂室は,法人化後に設置された支援組織としては一番新しい。法人化後まもなく迎えた創立30 周年記念行 事の中で分子研設立の経緯を残すことの重要性が認識された。このため,総研大葉山高等研究センターを中心に発足 した「大学共同利用機関の歴史」研究プロジェクトに参加する形で史料編纂室を発足させた。分子研設立の経緯と共に, 過去に所員が行ってきた研究,分子科学コミュニティの形成過程などの歴史を整理・記録してきた。今後は広報資料 や研究活動等評価資料(IR資料)という観点で,研究力強化推進室の中に位置付けることとなる。

4.研究支援等

参照

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